異国の風が吹き荒れる 上野 “ハリマ・ケバブ・ビリヤニ”
東急東横線 中目黒。
…から日比谷線に乗り換えて約20分。
上野に来た。
駅の北側に位置する上野恩賜公園は芸術と自然が入り混じり、有名なアメ横はまるで東南アジアや中国の市場を彷彿とさせる。
美術館や動物園がある北側の上野の山とは反対、東上野2丁目界隈には韓国料理や韓国食材の店が密集、その名も「キムチ横丁」がある。
令和の今も、昭和、いや、戦後のパワフルカルチャーを感じさせる街、それが上野だ。
ということで今日の昼食はここだ。
駅から徒歩10分程度、繁華街とは反対方面の大通りに面している。
入店してから気付いたがどうやら人気のお店のようで奥行きのある店内はほぼ満席だった。その後も引っ切りなしにお客さんが出入りしていく。
インド人👳🏾の店員が6名前後、異常に馴れ馴れしいのはもはやインドカレー屋のデフォルトだろう。
ランチはだいたい1000円付近でお手軽な値段設定。
店名にもある通りビリヤニが有名のようである。
ビニヤニセットで決まりだ。
まずは安定のサラダ。
謎のドレッシングがだいたい旨いのもインドカレー屋のデフォルト。
雑なインド料理屋のセットについてるサラダあるある: かかってるソースがこの色がち pic.twitter.com/93PKaHrkBs
— メーン会場 (@ktzgw) October 30, 2019
あれ
そういえば
ビリヤニってなんだ
改めて調べてみたらとりあえず米を半茹でにしてまた炊きなおしたり、具と米を層にしたりする、炊き込みご飯みたいなやつだった。
世界三大炊き込みご飯の一角とも呼ばれたりしている。
これがビリヤニ、大きめのマトンがゴロゴロ入っている。味はかなりスパイシー、正直逃げ場はウーロン茶と小さな水くらいしかない。
そこでこれ、そう。
ライタだ。
ビリヤニの付け合わせと言えば古来よりライタに決まっている。
ライタがあるからこそのビリヤニ。
ビリヤニはライタと共にあるからこそ成立するのだ。
ビリヤニが太陽ならライタは月、
ライタが竜でビリヤニが虎、
ソースかと思ってたけどライタはサラダの仲間らしい。
ライタがかかっている部分のみ安心して食べれる。(辛さも選べることに注文した後に気付いた。)
ちなみに三種のカレーセットも注文。
キーマ、豆、トマトエビ。とりあえず豆ベースを一つ加えておくとどの店でも怖いものなしだ。
ナンでナンはどこもいつもこんなにでかいのだろう。
そして案の定カレーもかなりスパイシー、エビくらいしか逃げ場がない。
ぼく👨「すみません。水ください!」
店員👳🏾「カライ?」
ぼく👨「カライです!」
店員👳🏾「カライ⁉カライはウマイネー!!ハッハッァ!!」
ぼく👨「…」
辛かったけど美味しかったです、ビリヤニ好き、ライタ好きはぜひ。
ゴッホ展行ってきた。上野公園久しぶりに来たけどいつ来ても季節感に溢れてていいとこだよなあ。 pic.twitter.com/8L0aCyidCf
— バニシングなおき@フィンランドサウナアンバサダー (@nyanchom) October 27, 2019
杉咲花ちゃんのナレーションが素晴らしかった、音声ガイドおススメです。
ゴッホといえば6万枚の油絵で構成された映画、「ゴッホ ~最後の手紙~ 」もすごい。
世界各国から選ばれゴッホのタッチを習得した125名の画家の絵が1秒につき12枚使用されている正に前代未聞の一本だ。
さて、そろそろ銭湯でも行きます?